牡蠣のリゾットは残り物で
牡蠣の姿がないのは昨日の夜酒のアテに平らげてしまったからだ。文句は自分に言うしかない。
油で煮るだけのコンフィは手軽な食物の保存方法のはずだが、その保存性が発揮されるまで残ることがない。
さらに、食べ過ぎた翌日は残りのオイルでうまいリゾットができる。今年はあと何度作るだろうか。
話は変わるが、料理を食べた後に残る汁。戦中戦後、ひもじい思いをした世代が食べ物を大切にするというのはよくある話だが、祖父母もその例にもれず焼き豚のタレやら煮物の汁まで大切にとっておいた。
冷蔵庫の奥から作成日不明の秘伝のタレが発見されるたびにこっそり捨てていたがのだが、いまは料理を自分の裁量でするようになりタレ貯蓄も安定している。
コツは二次利用も考えて献立を立てること。…そのためには牡蠣を食べ過ぎないこと。